何気なく受けた子宮頸がんの検診。
特に症状ないし、引っかかることはないでしょ。
なんも心配もしてなかったのに、いざ検査の結果を聞きに言ったら・・・
LSIL Class Ⅲa・・・なにそれ???
先生「異常ないとは言えない結果が出てるね」
わたし「えっ??」
・・・わたしみたいな経験をした方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
子宮頸がん・・・初期はまったく自覚症状ないんで、検査受けないと気づかないんですよね。
『痛みも異常もないし、わたしには関係ないわ。』
そう思っていても、知らないうちにかかってしまっているかもしれませんよ?
意外と知らない子宮頸がんのこと
意外と知らない子宮頸がん いくつ知ってますか?
一生に一度感染する割合80%
性交渉の経験がある女性の80%以上が一度はHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染すると言われています。
20代前半の検診受診率10%
子宮頸がんはがんの中でも唯一予防できるがんなんです。
それなのに20代前半の検診受診率は10%程度になってます。
わたしもわざわざ子宮頸がんの検査を受けようとは思ったことなかったな。
検診の目安は2年に一回
一回検診を受けて異常のなかった人でも、2年に一回は検診を受けましょう。
しかし、一回異常が見つかると、数ヶ月~1年に一回と受診の間隔が短いです。
子宮頸がんの年間死亡数約3,000人
日本では年間約1万人が子宮頸がんを発症し、約3,000人が亡くなっています。
20~30代の比較的若い世代でかかる人が急増してるので、まだ若いからわたしは大丈夫!と、安心するのは危険です。
子宮頸がんってなんだろう?
子宮がんには2種類あって、子宮の入り口に出来るのが”子宮頸がん”、そして、子宮の奥の子宮体部に出来るのが”子宮体がん”です。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルスが原因で20~40代に多く、子宮体がんは女性ホルモンの乱れが原因で50~60代に発症することが多くなってます。
子宮頸がんの原因は?
性交渉で感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因と言われ、性交渉の経験のある女性の80%以上が一度は感染すると言われています。
これ・・・ほぼ防ぎようがないですよね。
ゴムをつけていても手や指を介して感染することもあるので、性交渉するならHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染するのを覚悟の上で・・・ってことになっちゃいますよね。
ただ、ほとんどは免疫力によって自然に消滅します。
それでも、体に残った一部のウイルスが数年から10年以上かけてがんに進行してしまうことがあります。
なので、定期的な検診が大事になるんですよね。
子宮頸がんは自覚症状がない?
子宮頸がんはある程度進行するまで症状が現れません。
気づいたときには進行していた・・・ということがないように、定期的な検査を受けましょう。
子宮頸がん初期・・・無症状、微量の不正出血、性交時の出血
子宮頸がん中等度・・・不正出血、血の混じったおりもの、おりものの悪臭
子宮頸がん高度・・・繰り返す不正出血、貧血、膿性のおりもの、悪臭
子宮頸がん検診ってどんなことをするの?
婦人科って言うとどんな検査をするんだろ・・・と、身構えちゃいがちですよね。
子宮頸がんの検査はいたって簡単なものです。
病院によって多少の違いはあるとは思いますが、
いつ生理があったか、異常はないか、などの問診。
内診台では、目視、あとはお腹を押したり、膣に器械を挿入して異常がないかを確認。
そして、検査自体は子宮の入り口を擦って細胞を採取するだけなので何も痛みは感じません。
これだけ。
だいたい一週間後に検査結果を聞きに行って終了です。
まとめ
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスは、誰でもかかりうるウイルスと聞いて怖くなってしまうかもしれませんが、基本的には自然に消滅してしまうので心配いらないみたいです。
ただ、進行してしまう場合もあるのは確かです。
しかし、初期のうちに気づければがんになる前に食い止められるので、しつこくなってしまいますが検診はしっかり受けたほうがいいです。
自分には関係ないと思っていても、わたしみたいに知らず知らずに感染しちゃってる場合がほとんどなので。
ちなみに、子宮頸がんのステージは
クラスⅠ 異常なし
クラスⅡ 異常細胞があるが良性
クラスⅢa 軽度~中等度異形成
クラスⅢb 高度異形成
クラスⅣ 上皮内がん
クラスⅤ 浸潤がん・微小浸潤がん
なのですが、わたしはクラスⅢa 軽度~中等度異形成、知り合いはクラスⅢb 高度異形成と診断されましたが、ふたりとも今では異常なしの状態に戻りました。
なので、異常ありと診断されてもそんなに神経質になる必要はないと思いますよ。
どうしても婦人科に行きにくいと言う方には自宅で検査できるキットもあります。
5,000円程度で検査出来るので、婦人科で検査するのとそんなに変わらない値段で検査できます。
気になる方はチェックしてみてください。