子宮がん検査は痛いってよく聞きますよね。
痛いんだったら検査したくないなぁ・・・。
痛いと聞くと検査を躊躇っちゃう人は多いんじゃないでしょうか?
わたしも、痛いならやりたくないです・・・出来ればね。
で、実際のところどうなの??っていうと・・・
半分本当で、半分嘘です!!
子宮がん検査には2種類あります
子宮体がんと子宮頸がん
子宮体がんと子宮頸がん。
どっちも聞いたことあるんじゃないでしょうか?
簡単に言うと、
妊娠した時に胎児を育てる部分が子宮体部。
分娩の時に産道の一部となる部分が子宮頸部。
子宮の奥の方に出来るのが子宮体がんで、入り口に出来るのが子宮頸がんです。
どっちも細胞を取ってガン検査をするのですが、想像してみてください。
入り口辺りを擦って採るだけの検査と、奥の方を擦って採る検査・・・。
奥のほうが痛そうですよね。
最初に、痛みがあるのは半分本当で、半分嘘と話したのはそういうことです。
手前の細胞を採るだけの子宮頸がんの検査は全く痛みを感じません。
が、奥の方の細胞を採る子宮体がんの検査はとにかく痛いです。
子宮体がん
子宮体がんとはどんな病気?
子宮体がんは子宮体部の粘膜から発生するがんのことです。
子宮内膜に発生するので、子宮内膜がんとも言います。
子宮体がんは閉経を迎える50歳前後~60歳にかけて多いガンです。
閉経すると、子宮内膜がはがれ落ちなくなり、子宮内膜が厚いままになります。
そのため、がんが成長しやすくなるんです。
当てはまる症状があり、気になったなら早めに受診することをおすすめします。
子宮体がんの検査方法
子宮内膜の組織の採取方法は、専用の器具を子宮体部に挿入し、子宮壁を削り取ります。
奥の方の細胞を削り取るので、子宮を突かれる痛みがあります。
激しい痛みではないけれど、地味に痛いんです。
ツンツン針のようなもので奥の方を刺されてる痛み。
個人差はあると思いますが・・・痛みに弱いわたしは検査の後貧血になって診察台の上で休ませてもらいました。
子宮頸がん
子宮頸がんとはどんな病気?
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスに感染し、そのウイルスが子宮頸部に感染して定着して発生するがんです。
性交経験のある女性の約10%がヒトパピローマウイルスに感染しているというデータがあります。
最近は20~30歳代の若い女性にも増えてきており、30歳代後半がピークとなっています。
なのでほとんどの女性が子宮頸がんになる可能性があります。
性交渉を経験したことのある女性の80%って相当な確率ですよね。
今は予防接種なども一般的になってきているので、まだ性交渉未経験の若いお嬢さんは是非予防接種することをおすすめします。
そして・・・絶対にかかりたくない人は・・・未経験を貫くしかないですね。
進行しない限りは自覚症状はないみたいです。
わたしも異形成と診断されていますが(詳しくはこちらをごらんください。)
自覚症状は全くありませんね。
子宮頸がんの検査方法
子宮頚部の細胞を擦り取ります。
こちらも痛みは個人差があるみたいですが、わたしは3回受けて一度も痛みを感じませんでした。
子宮体がんの検査は数日は痛みと出血がありましたが、子宮頸がんの方は痛みも出血も何もありませんでした。
子宮頸がんの検査は、自宅でも出来ます。
婦人科に行くのは敷居が高い・・・とお考えの方は自宅で検査するのもありかと思います。
もちろんそこで異常が出たら婦人科を受診しなければいけないですけどね。
自宅で子宮頸がんの検査ってどうなの?気になる方は公式サイトで詳しく見てみてください。
子宮頸がんHPVヒトパピローマウイルス(おりもの)検査セット
検査キットはこんな感じです。
これを膣内に挿入して使用します。
まとめ
子宮がん検査は、子宮頸がん検査は痛みを感じないけど、子宮体がん検査は個人差はあるものの痛みを感じるということです。
痛みはあるけれど、それでもやっぱり検査することは大切だと思うので、多少の痛みは我慢して検査を受けたほうがいいと思います。
万が一の時は早期発見が大切ですもんね。
その他にもいろいろ自宅で検査出来るキットがあります。
病院に行きにくい、もしくは病院に行くほどではないけどちょっと気になる・・・という方は自宅で検査してみてはいかがでしょうか?
自宅で出来る検査
人に知られたくないエイズ検査も家で出来ちゃいます。
アレルギー検査もてっとり早く家で出来るのは嬉しいかも。
基本のガン検査が4種類受けられます。
そして子宮頸がん検査はおりものをとるだけでOK。
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