膣の入り口辺りに何となく痛みや異物感を感じて重い腰をあげて婦人科を受診したのが約1年前。
わたしが心配で受診した部分に関しては異常なしでしたが、ついでにやっておきましょうねと言われた子宮頸がんの検査でまさかの陽性・・・。
子宮頸がんはひっかかったとしても大抵は心配ないことが多いと言いますが、やっぱり結果として異形成と診断されると不安ですよね。
子宮頸がんにはこれといった治療法がない
子宮頸がんは自覚症状もないんです
心配なので看護師さんに詳しく説明を受けました。
子宮頸がんにかからないためには初性交する前に予防接種を打つしか予防はないと言われました。
今更遅いですよね・・・笑
あとは避けようがないらしいです。
子宮頸がんは誰もがかかりうる可能性がある病気だそうです。
一生に一度感染する割合はなんと80%!!
性交渉の経験がある女性の80%以上は一度はヒトパピローマウイルス(HPV)に感染すると言われています。
ほぼみんなじゃん!!笑
たまたま検診を受けて見つからない限り、知らぬ間にかかって知らぬ間に治ってる・・・そんな人が多いのかも。
自覚症状は皆無なので、自分で気づくのはまず不可能です。
ある程度進行すると、不正出血やおりものの悪臭など症状が現れますが、症状が現れたときにはそれなりに進行しちゃってるんで遅いですよね。
子宮頸がんの異形成からガンになる確率
子宮頸がんの異形成からガンになる確率は10~30%です。
ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染してから数年~10年以上かけてガンになります。
だけど、ほとんどの場合はヒトパピローマウイルス(HPV)は消滅してしまうみたいです。
子宮頸がんのステージ
I期 | がんが子宮頸部のみに認められ、ほかに広がっていない (子宮体部への浸潤[広がり]は考えない) |
IA期 | 組織学的にのみ診断できる浸潤がんで間質浸潤の深さが5mm以内、縦軸方向の広がりが7mmを超えないもの |
IA1期 | 組織学的にのみ診断できる浸潤がんで間質浸潤の深さが3mm以内、縦軸方向の広がりが7mmを超えないもの |
IA2期 | 間質浸潤の深さが3mmを超えるが5mm以内、広がりが7mmを超えないもの |
IB期 | 臨床的に明らかな病変が子宮頸部に限局するもの または臨床的に明らかではないがIA期を超えるもの |
IB1期 | 病変が4cm以内のもの |
IB2期 | 病変が4cmを超えるもの |
II期 | がんが子宮頸部を越えて広がっているが、骨盤壁または腟壁の下1/3 には達していないもの |
IIA期 | がんが腟壁に広がっているが、子宮頸部の周囲の組織には広がっていないもの |
IIA1期 | 病変が4cm以内のもの |
IIA2期 | 病変が4cmを超えるもの |
IIB期 | がんが子宮頸部の周囲の組織に広がっているが、骨盤壁まで達していないもの |
III期 | がんが骨盤壁まで達するもので、がんと骨盤壁との間にがんでない部分をもたない、または腟壁の浸潤が下方部分の1/3に達するもの |
IIIA期 | がんの腟壁への広がりは下方部分の1/3に達するが、子宮頸部の周囲の組織への広がりは骨盤壁にまでは達していないもの |
IIIB期 | がんの子宮頸部の周囲の組織への広がりが骨盤壁にまで達しているもの、または腎臓と膀胱をつなぐ尿管ががんでつぶされ、水腎症(すいじんしょう)や腎臓が無機能となったもの |
IV期 | がんが小骨盤腔(しょうこつばんくう)を越えて広がるか、膀胱・直腸の粘膜にも広がっているもの |
IVA期 | 膀胱や直腸の粘膜へがんが広がっているもの |
IVB期 | 小骨盤腔を越えて、がんの転移があるもの |
※国立がん研究センターがん情報サービスより出典
子宮頸がんと診断されたら定期的に検診を受けましょう
出来ることはそれしかありません。
病院によって期間は様々ですが、わたしは4ヶ月おきに検査しに行きました。
最初に異形成と診断された時、ClassⅢaだったので軽度異形成ということでした。
軽度や中度程度だと消えてなくなることも珍しくないみたいです。
友達は中度異形成でしたが、やっぱり消えてなくなったと言っていたので。
生理のたびに子宮の壁が剥がれ落ちて生まれ変わるので、定期的に検査することはとても大切なことだと思います。
進行する前に気づくことでガンになるのを防げますしね。
忙しくてなかなか検診に行けないという方は自宅で子宮頸がんの検査が出来るキットがあります。
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